あなたは1日にどれくらいスマホを触っているか認識がありますか?また、自分のお子さんについてはどうでしょう?
ワシントンD.Cにある非営利団体の国立健康研究センターが発表したデータによると、思春期の若者の45%が常時スマホを使っているオンライン漬け状態にあることが分かっています。現代の20代を含む若者の間ではソーシャルメディアの常時使用は当たり前。時間があれば無意識にスマホを開きありとあらゆる情報を受発信しています。過度なソーシャルメディアの利用。そこにはどのような悪影響があるのでしょうか?
コミニュケーションツールとしてのソーシャルメディア
思春期の女子の40%以上、男子の20%以上が1日3時間以上ソーシャルメディアを使用しているというデータが発表されています[1]。これには、Instagram、Facebook、Youtube、Twitterなどの一般的なプラットフォームが含まれ、コミニュケーションツールの1つとして料理やビューティー、音楽などの日常生活に関する写真や映像や情報を共有し、お気に入りのアーティストや有名人などの動向をチェックしています。社会人の場合はビジネスツールとして使用している人も少なくないはず。思うように友人と出かけられないコロナ禍では、社会的繋がりやコロナ関連の情報を求めてソーシャルメディアの使用率も増加しています[2]。若者に限らず、30代以上の成人の間でも使用率が増加しているのです。