諸先進国の中でもガラパゴス化が進む日本の健康食への意識。一昔前に比べると意識は高くなってきてはいますが、他の先進国ではすでに評価が落ちているにも関わらず日本では相変わらず健康的であると勘違いされている食品がまだまだあります。以前の記事では、定番の和食メニューの中からワースト4をお伝えしましたが、今回は、一般的な食材ベースにワースト10種類リストアップしていきます。
牛乳
牛乳を飲むことが健康に良いと言われ続け、あまり味が好きではなくても無理して飲んでいる人もいるくらいですよね。牛乳の糖の一種である乳糖(ラクトース)を消化するラクターゼという酵素が不足または欠如している人の場合、腹部膨満感、消化不良などの症状を引き起こす乳糖不耐症の原因に。また、一部の人は牛乳に対してアレルギーを持ち、その場合炎症反応の原因となります。あと、低脂肪乳のほうが健康的なイメージもあるかもしれませんが、実はそうではなく、牛乳の一番よい部分を捨てているようなものとの見方もあります[1]。牛乳を飲むと体調不良を起こすにも関わらず飲み続けている人は、無理をせずに他の食品で栄養素を得るようにしましょう。また、前立腺ガンやニキビなども懸念するべき健康リスクです。