アーユルヴェータや伝統的な中国医学で古くから愛用されてきたシーバックソーン。多くの良質な栄養素を含んだ「ヒマラヤの聖なる果実」の油は、様々な病気を遠ざけ、美肌やアンチエイジングなど美容にも多大な効果が期待されます。このシーバックソーンオイルのメリットとおすすめの摂取方法をご案内します。
健康と美容に効果を発揮するシーバックソーンオイルとは?
ヒマラヤ北西部の高地に育つ低木のシーバックソーン[1]。自然の万能薬として漢方やアーユルヴェータなどの古代療法でも長く使用されてきました。
オレンジ色の実や種、葉から抽出されるオイルはまさに栄養素の宝庫。葉酸やビオチンなどの豊富なビタミンB群やビタミンE、カリウムやカルシウムをはじめとする多種のミネラルのほか、オメガ3・オメガ6・オメガ7・オメガ9の4つのオメガ脂肪酸をすべて含んでいます[2][3][4][5]。
とくに注目したいのはパルミトレイン酸(オメガ7)の含有率。果実に含まれる全脂肪酸の30~35%をパルミトレイン酸(オメガ7)が占めており、肝臓や血管の健康に加え、肌の健康と肥満予防に効果を発揮すると考えられています[6][7]。それ以外にもシーバックソーンオイルには身体や美容に良い成分がたっぷり。健康や美容への主な効果を下記にご紹介します。