色鮮やかにお寿司やおせち料理などを彩るイクラ。このイクラは、栄養素がたくさん凝縮された食材です。今回は、栄養素を豊富に含み、魚介類において注意が必要な水銀含有量も少なめのイクラの魅力と注意点をご紹介します。
イクラにはミネラルがいっぱい!
一般的に、タラコやカズノコのような魚の卵には多くのミネラルが含まれていますが、特にマグネシウムや鉄、葉酸などのミネラルがイクラには豊富に含まれています。
以下は、イクラと一般的に食べられている銀鮭の比較表
豊富な栄養素と健康効果
タンパク質
イクラはタンパク質がとても豊富な食材。100gに29gものタンパク質を含みます。このタンパク質を構成するアミノ酸のうり、リジンが、100g中6,213mgと豊富に含まれていて、タンパク質合成、自己免疫機能の維持、カルシウム吸収の促進効果が期待されます[1][2][3][4]。
アスタキサンチン
鮭の赤い色の源泉であるアスタキサンチンですが、イクラにも豊富に含まれています。このアスタキサンチンは、以前の記事でも紹介したように(LINK)、抗酸化作用や紫外線に対しての保護作用[5]、肝臓の保護作用[6]などのある強力な抗酸化物質です。