お菓子を食べるよりは何となく健康に良さそうなチューインガム。集中力が上がるという理由等で、仕事中や運動中などに噛んでいる人も多いのでは?確かに、チューインガムには一般にはあまり知られていない健康効果があるんです。でも、製品によっては添加物もいっぱい。今回は、このチューインガムにフォーカスしていきます。
チューインガムの原料・成分とは?
製品によって原材料は様々ですが、ガムの主な原料が植物性樹脂。天然ではなく合成樹脂が使用されることもあります。その樹脂に、食品添加物である炭酸カルシウムや乳化剤が加えられます。これらの原料が、ガムを噛み終わった後に残る味のない塊で、ガムベースなどと表記されています。これに、味や風味を出すために甘味料や香料が加えられます。これらのチューインガムの基本成分は一般に安全とされていますが、製品によっては、それ以外の要注意の食品添加物も含まれています。
チューインガムに含まれる食品添加物とは?
ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)
ポテトチップやシリアル、化粧品、日焼け止め、シャンプーなど多くの食品や生活用品に保存料として添加されているブチル化ヒドロキシトルエンは、米国国家毒性プログラム (National Toxicology Program)では、「人間の発癌物質であると合理的に予想される」と述べられています。動物実験では、発ガン性や肺の損傷を起こすことが指摘されていて安全性に疑問視がされています。