日本特有の健康食品として長い間親しまれている青汁。鼻を摘まんで飲みたくなるほど苦くておいしくないけど、ビタミン類、食物繊維やミネラルなどの栄養価がスーパーフード、といったイメージですよね。今でもCMやネットの宣伝でよく見かけますが、実はこれ海外ではあまり見られない商品で、起源を調べると、戦時中の日本でケールを使って食糧難の国民の栄養補給に一役買ったというのが始まりなのだそうです。最近の青汁はかなり飲みやすいものも販売されていたりしますが、日本の健康食品業界のガラパゴス現象製品の一つと言えます。さて、果たして青汁は一般に思われているほど健康的なのでしょうか?
メーカーによって青汁の原材料は様々だけど、ほとんどが糖質多めの野菜ジュース?
元祖青汁の原材料と言えばケール。でも、最近では飲みやすさを考慮して、大麦若葉や小松菜、明日葉といった緑黄色野菜や野菜、フルーツ果汁などが加えられた商品も粉末状で多数販売されています。従来のケールを原料とした青汁以外でも青汁と称して販売されているのがほとんどですが、原材料次第でその栄養価は大きく変わってきます。