健康に良くないとなんとなく理解していても、どうしても甘い物が食べたくなるときもありますよね。そのようなとき、できるだけ砂糖の過剰摂取を避けたいとの思いから、人工甘味料を使用した糖分ゼロや低カロリーなどと表示された食品を買って健康的なチョイスをした気になっていませんか?
こうした食品に含まれている甘味料にはさまざまな種類があります。身体に比較的安全なものから避けるべきものまで幅広くあるので、しっかりと知識を付けておきたいところですね。
その中でも危険性が高いと欧米の一部の専門家が警鐘を鳴らしているのがアスパルテーム。世界的に普及していて安易に手に入る人工甘味料の代表的なものです。現在進行形で是非を問う論争が巻き起こっており、SNSやメディア等でもアスパルテームの危険性について頻繁に発信・議論されています。
健康に有害という研究と悪影響はないという研究が錯綜しているなか、今回geefeeでは、アスパルテームの健康への影響について論文を精査して検証してみました。
アスパルテームとは?
2つのアミノ酸、アスパラギン酸とフェニルアラニン、で構成された人口甘味料[1]で、1965年科学者であるジェームズ・M・シュラッターによって偶然発見されました。アスパルテームは体内でアミノ酸と少量のメタノールに分解されます。中学の化学の時間で習ったかもしれませんが、このメタノールはアルコールの一種で(お酒に含まれるエタノールとはちがい)人間にとって毒性がとても高い物質です。これだけでも賢いgeefeeユーザーは「なんかやばそう!」と感じるのでは?