ヌートロピック

自らの環境を意図的に変えることで身体や精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する「バイオハッキング」。『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』（ダイヤモンド社）の著者であるデイヴ・アスプリー氏がその始祖といわれています。認知機能の向上やストレスの軽減、脂肪の減少、生産性の向上など目的はさまざまですが、聞いたことはあるが実際にやってみる機会がないという人も多いのではないでしょうか？　そこで、今回はビギナー用のバイオハッキング法をいくつかご紹介します。今年こそ、目的に合わせてバイオハッキングにチャレンジしてみましょう！

1. 瞑想

毎日の生活の中でストレスはある程度避けられません。でも、ストレスが溜まると、集中力は落ち、生産性は低下し、仕事でのパフォーマンスや人間関係にさえ悪影響を与えてしまいます。そんな時は、瞑想を実践してみましょう。

日本で「瞑想」というと座禅のようなかなりストイックで宗教色の強いものを想像してしまいますが、最近世界のハイパフォーマーの間で人気の瞑想はもっと万人向けのもの。マインドフルネス呼吸法、マントラ・メディテーション、ミュージック・メディテーション、チャクラ・メディテーションなどさまざまな種類があります。

Nootropic（ヌートロピック）という言葉をご存知ですか？　これは比較的新しい言葉ですが、食材や錠剤などの形で摂取することで、認知能力や記憶力などを高めて脳機能を向上させる物質を表します。一般的には スマートドラッグとも呼ばれていますね。例えばコーヒーに含まれるカフェインやたばこに含まれるニコチンなども一時的ではありますが、摂取により、集中力や記憶力が高まるのでNootropicといえます。

高齢化が進み、また仕事や人間関係でのストレスが多い現代社会。われわれの脳も疲労気味。
そんな可哀想な脳にむち鞭を打ち毎日の激務に対応していかなくてはなりません。

疲労気味の脳を元気にさせる方法はさまざまです。

十分な睡眠と栄養のある食事をとる。瞑想をする。適度な運動。新鮮な空気を部屋に入れる。などなど、いろいろな方法がありますが、今回は脳の活性化を助けるといわれている注目のNootropics関連サプリについて、昔からその効用が謳われてきた自然の薬草系のものを中心にご紹介したいと思います。効果には個人差がありますので、個人個人で試して実感してみてください。深い集中力が持続したり、精神的な元気や気分が向上したり、物事を思い出す力が向上したり、さまざまな脳に良い効果が報告されています。

イチョウの葉