最近残業続きで元気が出ない、胃腸の具合がよくない、肌のハリがなくなってきた、とお悩みではないですか? 健康には気を使いたいけど忙しい、それでも毎日元気で過ごしたい、というワガママをかなえてくれる噂の食べ物、それが「ボーンブロス」です。ボーンブロスとは、牛や鶏などの骨から取っただし汁のことですが、そのスープにはコラーゲンやアミノ酸、ミネラルが豊富に含まれているといわれています。
このボーンブロスは、ニューヨークにあるBrodo(ブロド)というお店で、手軽な紙コップに入ったボーンブロスのスープを5ドル以下で買えるということで話題になりました。それ以来、ロサンゼルス、オーストラリアをはじめとする欧米諸国で、天然の健康栄養食品として静かなブームになっています。その健康効果は、「ニューヨーク・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」「ロサンゼルス・タイムズ」などアメリカの有名紙でもたびたび取り上げられています。今回は、この健康栄養食品「ボーンブロス」に注目し、ボーンブロスとはいったい何なのか、そしてその栄養価と健康効果、調理法について徹底解説します!
ボーンブロスとはいったい何!?
ボーンブロスとは、骨から抽出しただし汁のことをいいます。日本でいう鶏ガラスープや牛骨スープに近いものですが、それらのスープよりも骨の分量が肉の分量に比べて多いことが特徴です。また、鶏ガラスープや牛骨スープは塩や醤油などで味付けされ、塩分が気になりますが、ボーンブロスでは塩分はほとんど加えられません。素材の味を楽しむ「だし汁」の状態でいただきます。