A型は几帳面、B型は変わり者、O型は大雑把で、AB型は裏表がある、なんてよく言われますよね。「世の中の人間を4つの血液型に当てはめるなんて日本人だけだよ」という声もありますが、あなたはどう思いますか?それぞれの血液型が発生した歴史背景や暮らしぶりから生まれた特性が、遺伝子レベルで刻まれていると考えるとどうでしょう?
自然療法を研究するアメリカのピーター・J・ダダモ博士は、「血液型は重要な遺伝因子情報」ととらえ、科学的な根拠と臨床データに基づいて、血液型別のダイエットプログラムを発表、血液型健康ダイエット本「ダダモ博士のNEW血液型健康ダイエット (集英社文庫)」等を出版し、たちまちベストセラーになり反響を呼びました。
血液型健康ダイエットは、肥満の原因と考えられるホルモンの一種コルチゾールや、タンパク質の一種のレクチンなどの血液型別に際立つ作用を利用して、効率的に健康な身体づくりをすすめる食事法です。4つの血液型それぞれに食物に対する反応や、ホルモン、体内化学物質との関係、ストレス対処法などの指針を提案しています。今回はダダモ博士の提唱するアメリカ発の血液型健康ダイエットの要旨をご紹介します。