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~お役立ち健康サポートアプリシリーズ(5)~ 「Pzizz」(ピジーズ)使うと眠れるアプリ  
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~お役立ち健康サポートアプリシリーズ(5)~ 「Pzizz」(ピジーズ)使うと眠れるアプリ  

 

お役立ち健康サポートアプリシリーズ連載(2)では、睡眠を分析するアプリをご紹介しましたが、 今回は「使うと眠れる」と評判のアプリを試してみました。連載(2)で触れたとおり、睡眠の質は日常生活の様々な要因で左右します。ですから、携帯アプリひとつで眠れるなんて話が良すぎると半信半疑でしたが、予想以上の効果があったのでご紹介したいと思います。

 

「Pzizz(ピジーズ)」とは?

不眠症の一番の原因は頭のスイッチをオフにできないこと、すなわち「考えすぎ」という「病気」にあるそうです。このアプリを使うと、科学的検証に基づいて作られたいかにもリラックス効果のありそうな音楽や効果音のトラック「ドリームスケープ」と、瞑想ガイドのようなリラックスに役立つナレーションの組み合わせを携帯電話のスピーカーかイヤホンで聞いて頭のスイッチをオフにすることによって速やかに眠りにつき、質の高い睡眠を翌朝まで継続できるとのこと。

 

環境に合わせてモードを選択

まずは3つのモード、「Sleep」(夜の眠り)、「Nap」(昼寝)、「Focus」(集中力アップ)の中から使いたいモードをひとつ選びます。「Sleep」モードを使用する場合、音楽とナレーションのボリュームを個別に設定することができます。その他、ナレーターの声(女性か男性)、就寝時間リマインダー、目覚まし設定もあります。ドリームスケープを聞く方法はスピーカーでもイヤホンでもオッケーですが、イヤホンを使った方がより良い効果を期待できるそうです。また、「3D Voice」をオンにすると、ダイナミックなサラウンドサウンドで再生することができます。約40種類のドリームスケープがリストアップされていて、好みのドリームスケープをその都度選択するか、ランダム再生を選択することもできます。

 

 

イヤホンをつけたまま寝るのは寝苦しいかな、と思ったのですが、とりあえず試してみました。イヤホンの優れた点は、雑音・騒音を遮断する耳栓効果があることです。予想どおりイヤホンをしたままでは寝苦しいと感じたのですが、何度か試すと少しずつ慣れてきました。しかし、これは個人差があると思われますし、イヤホンのタイプにもよると思いますので各自試してみて下さい。私はスピーカーも試し、最終的にスピーカーvsイヤホンは引き分けという判断に至りました。イヤホンで音声が周囲をぐるぐると回転するような効果がでる「3D Voice」も回転スピードを調整しながら試してみましたが、サラウンド効果が裏目に出て、めまいのような感覚を覚え、私には向いていないようでした。

ドリームスケープの種類ですが、何日か続けて違う種類を試すと、自然にお気に入りのドリームスケープが絞られてきます。ですが、同じドリームスケープを毎回使うと効果が薄れるそうなので、お気に入りをいくつか見つけてローテーションさせることをお勧めします。ちなみに、私のお気に入りのドリームスケープは「Ocean」と「Mountain Dwell」、ナレーションは「To the moon」と「Breath,Imagine,Release」です。

 

肝心のアプリの効果ですが、フィットネストラッカー「フィットビット」の睡眠チェック機能を使って確認したところ、ピジーズを使うと深い睡眠時間が毎晩三割ほど増え、私の場合は明らかに効果がありました!ただし、私は普段からストレスが溜まらないよう自己対策し、適度な運動とバランスのとれた食生活を実践、就寝時間もなるべく均一にしていますので、過度な心配事や大きな環境の変化がなければもともと問題なく眠れる性質です。ですので、ピジーズだけに頼って睡眠の質を改善できるかどうかはわかりません。不眠症を克服するには、あらゆる要因改善をしつつピジーズを併せて使うと良いと思います。

「Nap」(昼寝)と「Focus」(集中力アップ)もコンセプトは同じです。目的に合わせてモードを選択し、設定を調整しながら自分に合ったコンテンツを見つけて下さい。

 

pzizzオフィシャルウェブサイト

 

著者プロフィール

-Haru-
1971年生まれ。自身の健康を微塵も疑うことなく生活し44年、第3ステージ乳がん告知を受け、カナダ・オンタリオ州で抗がん剤治療、手術、放射線治療、ホルモンセラピーを受ける。以降、がん再発防止と家族の健康維持のため、ボディ&マインド両面から究極の健康法を探求中。

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