カフェインと言えばコーヒーですが、単純に味わいが好きだったり、朝の目覚めをよくするのに毎日コーヒーを飲んでいる人も多いはず。カフェインが含まれているのはコーヒーだけではありませんが、エナジードリンク類を除いてはコーヒーのカフェイン含有量がダントツ。コーヒーには多くの健康効果も期待できるので適度な摂取量であれば健康リスクは無いと言われていますが[関連記事:コーヒー飲んで、医者知らず!?科学的に明かされる驚くべき力]、そのカフェインの影響を確かめる意味も含めgeefeeスタッフがカフェイン抜きにチャレンジしてみました。
カフェイン、その効果とは?
なんと世界の80%もの人が消費しているカフェイン製品。北米では90%もの人が毎日何らかの形でカフェインを摂取していると言われています[1]。消費されたカフェインは、腸からすばやく血流に吸収され肝臓へ移送されたのち、色々な化合物に分解され全身をめぐります。カフェインの主な効果が発揮されるのは脳。覚醒を促進するドーパミンなどの脳内化学物質を阻害するアデノシンという神経伝達物質をブロックすることで[2]、倦怠感を軽減、覚醒、集中力アップ等の効果を得ることができます。血流に到達するのに早くて20分、完全な効果を発揮するのに1時間と比較的早く[3]、持続効果は平均して3時間~5時間とも言われています[4][5]。コーヒーを飲んで短時間でシャキッとするのも、夕方以降にカフェインを摂取しない方が良いというのも納得です。