インフルエンザや風邪などの予防策として、特に冬のこの時期に意識的に高めたい免疫力ですが、コロナウイルスのような感染症の予防策としても、通年、免疫力を高めることはとても重要です。また、免疫力が低下するとさまざまな病気を発症する可能性も高まります。感染症や病気を防ぎ新年を健康的に過ごす鍵は免疫力。今回は、免疫力に関連した過去の記事を引用しながら免疫力を高める方法をお伝えしていきます。
インフルエンザや風邪だけじゃない。免疫力低下による疾患。
免疫力に関連した疾患の多くは感染症です。インフルエンザや風邪などは一般的ですが、これらの原因になる細菌、ウイルス、真菌などによって
・肺炎[1]
・髄膜炎[2]
・気管支炎[3]
・皮膚感染症[4]
等の病気が起きます。これらは免疫力の低下で発症するリスクが高まります。また、世界中で感染が拡大しているコロナウイルスも感染症の1つ。その変異種やその他の未知なるウイルスが将来蔓延した場合には、特効薬がなくても、体内へ入り込んできたウイルスなどの病原体を攻撃する自然免疫、いわゆる初期の免疫反応を正常に保つことが防御になるのです [5]。
また、免疫が下がることで発症するのはこうした感染症だけではありません。食中毒[6]や歯周病[7]などが発症しやすくなる可能性もあるのです。