お米主体の食生活から、パンや麺類主体の食生活にシフトしている 日本人の食生活 。特に簡単に調理ができる麺類を頻繁に食べている人も多いと思います。ラーメンやパスタから蕎麦やうどんに至るまで、小麦粉を使った麺類には、体質によって様々な健康への弊害をもたらす可能性のあるグルテンが含まれています[関連記事:原因不明の体調不良は小麦粉のグルテンが原因かも?グルテンフリーの有効性]。欧米ではこのグルテンの弊害が近年問題視されていて、グルテンフリーな食生活をする人が増えてきています。日本ではグルテンフリーのメニューを提供するレストランはまだ少ないですが、日本にある欧米系ブランドのホテルの中のレストランに行くとパスタのグルテンフリー版などを注文することが可能になってきています。家庭で作る場合でも、グルテンフリーで美味しい麺類を食べたいですよね?今回は、おススメのグルテンフリーの麺類にフォーカスしていきます。
グルテンをおさらいしてみよう。
グルテンとは、小麦やライ麦などの麦系の穀類に含まれているたんぱく質であるグリアジンとグルテニンが水を吸収して結合してできたたんぱく質の一種。このグルテンは、消化の過程で分解されにくい性質を持っており、体質によって慢性的な腹痛や下痢、便秘、リーキーガット[insert link]などの消化器症状やセリアック病をはじめとした各種の自己免疫疾患、炎症の助長など、様々な疾患を伴う場合があります[1]。グルテンフリーな食生活が現在欧米を中心に広がっているのはこうした理由があるから[関連記事:グルテンフリー生活を始めたい! でも具体的にどうすればいいの?]。