いよいよ今年も花粉シーズンに突入しました。地域によって異なりますが、今年の花粉飛散量は、例年比の110%とやや多め。特に中国地方と、北陸の飛散量が多いようです[1]。また、東京都内におけるスギ花粉症有病率が、48.8%!2人に1人が花粉症持ちということになりますので電車内でマスクをしている人を多く見かけるのも納得です。東京都が行った平成28年度の花粉症患者実態調査では、7.8%の人が「医療機関にかかっても日常生活に支障がある」と回答している現実をみると、花粉症で八方塞の人も多いのではないでしょうか?実は、筆者もその一人。花粉症にかかってから既に20年以上経過していますが、毎年対策に苦労しています。
そこで、今回は新たな試みとして、薬を使わない花粉対策「バイオネット(bionette)」にチャレンジしてみました。鼻に2本の棒を差し込むだけというこの不思議なデバイスの効果はいかに?詳しく解説していきます。
―これまでの花粉症対策の経緯―
ここ数年で行ってきた花粉症対策ですが、その時期の飛散量によって変わってきます。頭痛や眼の痒みが酷い年には、病院でお薬を貰ったこともあれば、ひたすら目薬だけで我慢する年も。花粉症に良いと言われているルイボスティーも発酵食品もあまり効果がないというのが実感。極力薬や予防接種等には頼りたくないので、試行錯誤しながらなんとか自力で乗り越えてきました。
昨年からは、逆立ち(脳に血を送り込む)が花粉に良いという情報を得ましたので、毎日約1分間の逆立ちを4~5回しています。そして次にトライしてみたのがこのバイオネットです。