多くの専門家や研究者達の間でその良し悪しが議論されているお肉。たくさんの情報が飛び交う中で、単純にお肉は健康に悪い!と思い込んでいる人がまだまだ多いのが現状です。お肉が不健康という理由で菜食主義者になる人もいれば、流行のパレオダイエットでお肉をしっかり食べる人もいるなど、様々な考え方が錯綜しています。果たしてお肉を食べることが健康リスクの増大につながるのでしょうか?今回は、このテーマにフォーカスし、またお肉の健康的な食べ方についても掘り下げていきます。
お肉が悪いと言われている理由の4つの誤解
種類や部位によって差はありますが、お肉には、脂質やタンパク質が豊富で体に必要な多くの栄養素が含まれ、大昔から人類にとって大切な栄養源です。しかし、いくつかの研究や調査によってマイナス面が浮き彫りになり、いつの間にかお肉の健康への悪影響の方に焦点があたるようになりました。特にやり玉にあげられているのは牛肉のような赤い色の肉ですが、そのほとんどが誤解や研究方法の欠陥から間違った情報として伝えられてしまっている現状があります。それでは、一般にお肉による健康リスクであると一般に言われている点を1つ1つ検証していきましょう。