一般に、ダイエットと言えばカロリー制限を連想します。体重が気になり始めている人のほとんどがなんとなく食事のカロリーを減らすようにしているのではないでしょうか?確かに、消費するカロリー以下しか摂取しなければ、体重は増えようがない、というのは理にかなっているように見えます。しかし、闇雲にただ単純にカロリーだけを抑えた生活を続けることは、ダイエット法としては健康面からも美しい痩せ方という観点からもマイナス面が多いのです。今回は、ダイエットにはカロリー制限しかない、と思い込んでいる人に是非読んでもらいたい、カロリー制限をすることで体に起こる悪影響についての記事です。
そもそもカロリーって何?
呼吸から身体活動まで私たちの体が正常に機能するためにはエネルギーが必要です。このエネルギー量を測定する単位がカロリー(Cal)。エネルギーが十分に消費されずに余ると、体に体脂肪として貯蓄され体重増加につながります[1]。よくジムのランニングマシンなどでビール一杯分のカロリーを消費するために走らなければいけない距離が表示されていたりしますが、食べ過ぎてしまった翌日はジムでより多くの時間を費やすといったように、エネルギー消費<摂取したカロリーを目安に身体活動に励んでいる人も多いと思います。しかし、カロリーの消費だけに注視していると、健康へ悪影響を与える可能性と美しい身体からは程遠い結果になることも。5つの可能性をピックアップしてみました。