健康の専門家の間ではもはや常識となっている砂糖(糖類)の摂取過多によるさまざまな健康リスク。血糖値を乱高下させ、肥満、糖尿病など、身体に悪いことがたくさん。糖質を制限した食事を心がけていてもついつい手を伸ばしてしまうのが、甘い物。特に、清涼飲料水やアルコール飲料、ジュースなどには、想像以上の砂糖が含まれています。
実際にどれ位の量を摂取しているのかを測るのはなかなか面倒な面がありますが、今回オススメする糖分の含有量が簡単に計測できるアプリケーション「サトウさん」を使えば、うっかり飲んでしまった清涼飲料水の砂糖の量を一瞬で知ることができます。
1日における砂糖の摂取の目安はどれ位?
「サトウさん」アプリ内にも記載がありますが、世界保健機関(WHO)が2015年に発表した糖類のうちの単糖類と2糖類のショ糖(砂糖)の推奨摂取量は、平均的な大人で1日に25g。角砂糖がだいたい1つあたり平均4グラムになりますので、角砂糖6個分が目安となります。これには、遊離糖と呼ばれる単糖(グルコース、フルクトースなど)および二糖(スクロース、テーブルシュガーなど)、蜂蜜、シロップ、フルーツジュース、フルーツジュース濃縮物のような自然に存在する糖が含まれます。
調味料として使われるケチャップ大さじ1杯にはだいた4gの遊離糖が含まれますので、単純に「甘い物」だけに糖分が含まれているわけではありません。よって、気づかないうちに1日25gの糖類の摂取に達してしまっている人も多いのです。