24時間営業のコンビニやUberEatsなど、その気になればいつでも気軽に食べ物が食べれる時代になりました。インスタントフードや冷凍食品、スナック菓子なども家に常備し、無意識に手が伸びてしまった、なんて経験がある人も多いのではないでしょうか?もちろんこれらのような加工食品はNG。通常の食事時でも避けたい食品です。また、1日に食事を何回かに分け、太りにくい体質を作るという触れ込みの「1日5食ダイエット」みたいなものも存在します。今回は、間食がどのように体に影響を与えるのかをお伝えしていきます。
間食は減量に良い?
ちょっと前にハリウッドのスターやセレブの間でも流行した1日5食ダイエット。これは、1日の3回の食事で摂取するカロリーを5回に分けて摂取することで代謝を上げることで減量できる、と主張するもの。1回の食事の量が減れば、次の食事の間にその摂取したカロリーが消費されるという考え方ですが、研究では、食事の頻度の増減は、消費される総カロリーに影響しないことがわかっています。すなわち、同じカロリーの食事を何回に分けて摂取しても代謝は変わらないということ。また、頻繁に食事をすることで、空腹感を減らすことができると思いがちですが、これも確かな研究結果はありません。逆に、満足度の低い食事を頻繁に行うことで結果的によりカロリーを摂取する可能性が高いため、空腹感または満腹感のレベルに悪影響を与える可能性が示唆されています[1]。