みなさん定期的に健康診断を受けていますか?健康診断は高血圧症や糖尿病などの慢性疾患の前兆や早期発見、現在の体の健康状態の確認を目的とした基本中の基本の検査です。高血圧、高血糖、高血中脂質に近い数値が伝えられたにも関わらず、治療する程ではないため、放置してしまっている人もかなり多くいると思います。ではどうすれば良いのか、ちょっと漠然として分かりにくいですよね。今回は、高血圧、高血糖、高血中脂質への早めの対策として有効なライフスタイルベースの手段についてお伝えしていきます。
相互に影響し合う高血圧、高血糖、高血中脂質。
高血圧、高血糖、高血中脂質などが引き起こすと言われている高血圧症や糖尿病、高脂血症などの疾患は、徐々に発症し治療や経過が長期に及ぶため、慢性疾患と呼ばれます。いわゆる生活習慣病です。慢性疾患の定義は少し曖昧ですが、ガンや心疾患などを含めるとその種類は非常に多く、死に至る合併症などを引き起こす可能性もあります。また、糖尿病の人が高血圧で高血中脂質であるケースも多く、高血圧、高血糖、高血中脂質は相互に影響しあっています。よって、肥満、飲酒、運動不足、ストレスや、遺伝的体質などが多くの慢性病の共通要因である傾向があるのはこのため。逆に考えると、適切な対策や予防を実践すれば上記の3つを同時に改善できる可能性があります。共通して効果が期待できる具体的な方法を見ていきましょう。