2019年の世界で最も健康的な国ランキングで、和食が評価された日本が第4位にランクインされるなど、和食は健康に良いイメージがあります。でも、実際に最新の科学の目で見ると、健康にとても良い料理や食材もたくさんありますが、健康の観点から疑問符の付くものも多々あることが分かります。そこで、今回は2回に分けて、健康にとって良い和食、良くない和食を解説していきます!
伝統的な発酵食品
チーズやキムチやヨーグルト等、世界中で発酵させた食品が食べられていますが、醤油や味噌や漬物や納豆のような伝統的な日本の発酵食品も健康食品として日本のみならず世界中で注目を浴びています。特に日本で多く食されている発酵食品が大豆を原料とする納豆、醤油、味噌[link to article]、など。大豆と言えば注意をしたいのがレクチンなどの反栄養素。しかし、大豆を発酵させることにより、こうした反栄養素が減るということが分かっています。また、有益な細菌が含まれていることでで、消化の改善[1]、免疫力の向上[2]が期待できる優れた食品です。
これは注意!
米国などから輸入された大豆は遺伝子組み換えのものが多いので、できれば避けたいところ。納豆に関していえば、ワラを使用した伝統的な製法のものとスーパーの安い納豆とは全く別物との指摘があります(詳しくは例えばこちらlink to https://biz-journal.jp/2018/07/post_24088.html] )。また、納豆に付いてくるタレや辛子の人工着色料や化学調味料の問題も。したがって、納豆に関していえば現代の日本において日ごろから健康効果の高いものを入手するのは相当困難と言えます。醤油に関してはヒスタミンの量が多いのも気になります(insert link to article)。漬物についても、健康に良いのははっきり言って自家製のものだけ。市販のものの大部分は、原材料表を見て一目瞭然の通り、化学調味料、保存料、着色料が含まれており、健康に気を使っている人は口にすべきでないと言えます。