外部から何かしらの刺激や影響を受けたときに生じる緊張状態であるストレス。一概にストレスといっても、個人差がありストレスの感じ方は人それぞれ。常にストレスを感じている人もいれば、ストレスの自覚がないのにストレスが原因で何かしらのダメージを受けている人もいます。今回は、心身がストレスを受けると分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」の減らし方にフォーカスしていきます。
ストレスホルモン「コルチゾール」とは?
副腎から放出される副腎皮質ホルモンのコルチゾール。脳がさまざまな異なる種類のストレスに反応して分泌されることからストレスホルモンとも呼ばれています。悪者にされがちなこのコルチゾールですが、糖質・脂質・たんぱく質代謝の調節や抗炎症・抗アレルギー作用等、体を正常に機能させるためになくてはならないホルモンです。しかし、このコルチゾールが過剰に分泌されるとさまざまな疾患を引き起こす可能性があります。