IgG抗体検査とIgE抗体検査にチャレンジ!
今回は、IgG抗体検査とIgE抗体検査の2種類のテストキットをネットで購入し、自宅で血液検査を実行しました。
IgG抗体検査は、遅延型アレルギー検査で、アレルギー反応が数時間後から数日後とかなり時間が経ってから現れるアレルゲン(抗原)の検査になりますので、自覚していない食品に実はアレルギーだったという可能性が出てきます。よって、食後でもないのに起きる吐き気、下痢、頭痛、精神的不安定、不眠などの症状は、このIgG抗体が原因という事があるのです。
IgE抗体検査はその逆で、即時に反応するアレルゲンを特定するもので、一般的に病院で行われている検査がこのIgE抗体検査です。自覚症状と重なる事が多いので、何か症状が起きた際にアレルギーの原因が特定しやすいのが特徴です。
1.IgG抗体検査 「IgG 96 スタンダード・フード・パネル」
血液採取により行われるこのIgG抗体検査では、肉、乳製品、フルーツ、シーフード、スパイス、ナッツ、穀物、野菜、その他(カカオや蜂蜜など)、花粉などの環境因子など96項目の検査が可能なので、一般に食べられている食材やその他のアレルゲンの多くについてカバーできます。検査自体は想像以上に簡単なので、構えていた自分としては肩透かしを食らった感じです。
~検査の簡単な流れ~
箱の中は非常にシンプル。血液を摂取する為のピンクと白色のランセル(針)が2つと、消毒ガーゼと、血液を採取するフィルムが4枚とその他説明書などの紙類。
そのランセルを取り出し、指に刺します。ちょっとだけチクっとしますが、しっかりと針を刺せば血液はドロっと出ます。ちなみに、このランセルは一回使用したらもう針が出てきませので、合計2回勝負。しっかりうっ血させ針を刺せば十分な血液の量は取れるので、躊躇無くカチッと刺しましょう。
次に、この写真の4本の細いフィルムの先端の白い部分にランセルで刺した指から出た血を付着させ、4時間乾燥させます。この4時間を計算に入れた上で、どこで乾燥させるか決めます。誇りっぽい部屋や、風で飛んでしまうような場所はNGです。
血がしっかりと乾燥したフィルム4枚を透明の袋に入れ、記入事項を記入して郵送すれば検査は終了。待ち時間4時間を除くと、30分もかからずかなり早いです。
結果の郵送受け取りには3週間位かかりました。
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