薬草エキスや栄養素に隠れて含まれているパラベンなどの添加物
非常に多くの成分が含まれている栄養ドリンクやエナジードリンク。栄養素となるビタミンや有効成分である薬草から抽出されたエキスに加えてさまざまな添加物も多く含まれています。例えば第2類医薬品であるユンケル。オフィシャルのHPでは配合生薬として数多くの有効成分とされる物質が目立つように列記されていますが、肝心の添加物の表示が見当たりません。アマゾンの方を見てみると、
添加物として、白糖、ハチミツ、リンゴ果汁、DL-リンゴ酸、安息香酸Na、
パラベン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、カラメル、pH調節剤、
香料(バニリン、エチルバニリン、グリセリン、プロピレングリコールを含む)、
アルコール(1.5mL以下)を含有します。
これだけの添加物が列記されています。発ガン性の可能性、体の炎症、細胞に損傷与えるフリーラジカルの生成を促進し慢性疾患のリスクを高める可能性のある防腐剤の安息香酸Na[#]Raposa, B., R. Pónusz, G. Gerencsér, F. Budán, Z. Gyöngyi, A. Tibold, D. Hegyi, I. Kiss, Á. Koller, and T. Varjas. 2016. “Food Additives: Sodium Benzoate, Potassium Sorbate, Azorubine, and Tartrazine Modify the Expression of NFκB, GADD45α, and MAPK8 Genes.” Physiology International 103 (3). https://doi.org/10.1556/2060.103.2016.3.6. [#]Yetuk, G., D. Pandir, and H. Bas. 2014. “Protective Role of Catechin and Quercetin in Sodium Benzoate-Induced Lipid Peroxidation and the Antioxidant System in Human Erythrocytes in Vitro.” TheScientificWorldJournal 2014 (February). https://doi.org/10.1155/2014/874824. は加工食品によく使用されています。また、化粧品などに含まれているパラベンが飲料に含まれているのは少々驚きです。パラベンは、女性ホルモンのエストロゲンのように作用し、男性と女性の生殖器系の機能、生殖器の発達、生殖能力、出産に影響を与えるホルモンの機能を破壊する可能性のある内分泌かく乱化学物質。いわゆる環境ホルモンです[#]“What Are Parabens, and Why Don’t They Belong in Cosmetics?” n.d. Accessed April 21, 2021. http://www.ewg.org/what-are-parabens. 。有効成分に隠れてこういった添加物も摂取することになるということは必ず知っておくべきです。
また、エナジードリンクも同様に
砂糖類(砂糖、ぶどう糖)、高麗人参根エキス、L-カルニチン、L-酒石酸塩、塩化ナトリウム、ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、クエン酸Na、甘味料(D-リボース、スクラロース)、L-アルギニン、保存料(安息香酸)、カフェイン、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、イノシトール、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB12
ビタミンなどの栄養素に加えて人工甘味料なお多くの添加物が含まれています。しかし、どちらも、見逃せないもう1つの点が、砂糖(糖質)です。
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