栄養価も高く調理せずにそのまま食べることができるフルーツ。何となく健康に良くて、いつ、どれだけ食べても問題のないイメージが強いフルーツですが、その種類によってさまざまな懸念材料があります。
今回は、自然の恵みをより正しく、健康的に頂くために、フルーツの食べ方、注意すべき点をお伝えします。
フルーツは色々な栄養素がいっぱい。でも問題は糖質~
ダイエット目的でご飯の代わりにフルーツを食べたり、フルーツのみで1日を乗り切る人もいるのではないでしょうか?10年ほど前にはフルータリアン(Fruitarian)といってベジタリアンの更に上を行くフルーツしか食べない食事法なども取りざたされました。しかし、繊維やビタミン、抗酸化物質などが豊富なフルーツに含まれる果糖も糖質です。果糖の健康への悪影響が多く指摘されているのは周知の通り。何も考えずにフルーツばかりを食べていて「何で痩せないんだろう?」と思っている方、要注意です。
また、ケトン食ダイエットをしている人にもフルーツは基本NG。
1日の炭水化物などの糖質の総摂取量50g以下が目安になりますので、食べるのであれば以下の表を参考にし、低糖質の物を選ぶようにしましょう。